美作地域の地方佛巡り

 

2019.11.16-17の両日 仏友さん達と美作地域の佛さまを巡りました。

16日はJR高輪新駅の伴う線路変更工事のため品川-田町間運休。品川以西もダイヤが乱れるので5時半前に家を出て6時品川発のぞみ99号に乗りました。

岡山からバスで北上し、この日拝観したのは:

 

久米南町栃社山誕生寺

[県]木造阿弥陀立像

[県]木造清凉寺様釈迦如来立像

いずれも宝物館ガラス戸の向こうにあり綺麗な写真は撮れませんでした。

この他練供養の被佛を拝見。

このお寺は法然上人ご誕生の地。ご関係の品々が沢山ありました。

境内には銅造守護大仏がいらっしゃいました。 詳細データはこちらをご覧ください。

掲示板によると鋳物師は大谷相模掾藤原正次。東京・回向院の大仏さんも太田近江大掾藤原正次。1705年回向院鋳造時 大掾で、1745年誕生寺鋳造時 掾。同一人物なのか襲名した別人なのか興味は尽きません。

  

 

津山市二宮高野神社

[重文]木造随身立像一対躍動感あふれるお像でした。

[県]木造獅子一対   いずれも写真NG。

本殿も県指定重要文化財です。

屋根の勾配は日本一とか。今年葺替えばかりで光っていました。元の檜皮葺に戻せるよう配慮されている由です。

 

 

津山市北部の某寺。

33年に一度御開帳の秘仏 真数千手観音さまの秋の風通しをこの日に合わせて下さいました。 写真は全てNG。

 

昼食は津山名物のホルモンうどん。

午後からは:

 

美作市角南大日堂

[県]大日如来坐像

お隣に無指定の観音さまもいらっしゃいました。

この地に落ち着かれるまで紆余曲折のあった仏さまたちですが、元校長先生のレディをリーダーとする地元の方々にお守りされています。

この日は地元のケーブル・テレビが取材に来ていました。

   

 

美作市英田公民館

妙徳寺兜跋毘沙門天

地天女を含めて一木造り。像高40cm足らずの可愛らしいお像です。

 

 

美作市英田真木山長福寺

[重文]十一面観音立像

33年に一度御開帳の秘仏だったようですが、現在は収蔵庫にお移りになっています。像高285cmの堂々たるお姿でした。

このお寺三重塔も国の重要文化財に指定されています。

    

 

ここで一旦岡山市内に戻り懇親会と宿泊。

 

二日目も美作地域:

 

赤磐市吉井町つちのこの里薬師堂

[市]木造薬師如来坐像

この地域にはツチノコ伝説が伝わり[つちのこの里]と呼ばれています。

このお堂には扉もなく拝観自由ですが、お厨子には頑丈な鉄格子が嵌められています。

 

 

赤磐市吉井町阿弥陀堂

[市]木造阿弥陀如来坐像

その脇には尊名不詳の可愛いお像もありました。

このお堂はつちのこの里薬師堂のすぐ近く清水寺跡、イノシシ除けの厳重な柵の山側にありました。

お薬師様、阿弥陀様ともに清水廃寺のお像がそれぞれ地域の方にお守りされていす。

 

 

美作市尾谷薬師堂

薬師如来坐像

お堂は尾谷コミュニティハウスの中にありました。

お像は保存状態が良く黒光りしていました。

 

 

ここで美作地域を離れ和気町へ移動、瀬戸内御膳の昼食。

午後からは:

 

和気町岩生山元恩寺

[町]十一面千手観音菩薩立像  

細くつりあがった目の端麗なお顔です。

33年に一度ご開扉の秘仏ですが、お前立を新調され、その開眼法要が行われるまでの間 開扉されています。

茶菓のご接待をいただきました。

 

備前市吉永松尾山松本寺

[県]薬師如来坐像

この日は33年に一度の御開帳のお祭りで、おうどんのご接待もなされていました。

 

岡山市東区馬路山明王寺

[重文]聖観音菩薩立像

お堂は200段近い階段の上にありました。

 

 

岡山市東区慈眼院

千手観音菩薩坐像

ふくよかなお顔の優しいお姿でした。

 

 

二日間穏やかな天候に恵まれ、13箇所のお像を拝観しました。

その内4つのお像は33年に一度開扉の秘仏でしたが、

御開帳日に合わせて訪れたもの;

秋の風通しをこの日に合わせてくださったもの;

お前立の開眼供養まで開扉されているお像;

既に収蔵庫にお移りになっているお像;

色々のご事情で拝観させていただけました。

 

また5つのお像はお寺を離れていましたが、

地域の方々にお守りされている独立のお堂;

コミュニティハウス内にお祀りされているもの;

図書館、公民館と併設の資料室に収められているもの;

こちらのご事情も色々でした。

 

帰途岡山から新大阪までJR九州車両の[さくら]に始めて乗りました。

4列、シートピッチも広くゆったりとした座席でした。